スポーツ大会の申し込みメール例文！正しい書き方とテンプレート集

スポーツ大会に申し込むとき、「どんなメールを書けばいいのか分からない」と悩む方は多いですよね。

特に近年は、オンラインでの申し込みが一般的になり、正式なメール対応が求められるケースが増えています。

この記事では、2025年の最新トレンドに合わせたスポーツ大会の申し込みメールの書き方を、個人参加・チーム参加・代理申し込みなどのパターン別に詳しく解説。

さらに、すぐに使えるテンプレートや件名の例、返信が来ないときの再送文まで、すべて網羅しています。

この記事を読めば、主催者に好印象を与え、スムーズに申し込みを完了できるメールがそのまま作れます。

コピー＆修正で今すぐ使える実例を中心に紹介しますので、忙しい方も安心です。

スポーツ大会申し込みメールとは？【2025年の基本マナー】
1. なぜ今も「メール申し込み」が重視されるのか
2. 主催者が読みやすいメールの特徴
申し込みメールの基本構成と書き方テンプレート
件名の書き方ガイドと使用例
本文の構成テンプレートと書き方見本
スポーツ大会申し込みメールの例文集【コピペOK】
返信が来ないとき・間違えたときの対処法
よくあるNG文とその改善例
まとめ：印象に残る申し込みメールで大会を気持ちよくスタート

スポーツ大会申し込みメールとは？【2025年の基本マナー】

スポーツ大会に参加するとき、多くの人が「申し込みメールってどう書けばいいの？」と迷います。

特に近年はオンラインでのエントリーが一般的になり、主催者との最初のやり取りがこのメールになります。

つまり、申し込みメールは“大会参加の第一印象”を決める重要なメッセージなのです。

なぜ今も「メール申し込み」が重視されるのか

2025年現在、申し込みフォームやSNSの受付も増えましたが、正式な記録として残るのはやはりメールです。

大会によっては、事務局が参加リストをメールで整理しており、問い合わせや確認のやり取りもメールが中心です。

そのため、きちんとした文面で送ることで、主催者側にも信頼感を与えることができます。

口頭やSNSのメッセージだけでは正式な申し込みと見なされないケースもあるので注意が必要です。

主催者が読みやすいメールの特徴

申し込みメールで最も大切なのは、「誰が・どの大会に・どの種目で」参加するかを明確に伝えることです。

主催者が一目で内容を把握できるメールは、確認作業をスムーズにし、返信も早くなります。

ポイントを以下の表に整理しました。

項目	内容	注意点
件名	大会名＋申し込み＋氏名（またはチーム名）	主催者が内容をすぐ把握できる
宛名	「〇〇大会事務局御中」など	個人名ではなく組織名にするのが基本
本文	あいさつ・申し込み内容・連絡先・結び	1つの文を短くし、箇条書きで整理

このように構成を整えるだけで、読みやすく丁寧な印象を与えられます。

スポーツ大会のメールは「フォーマル寄りの丁寧な連絡文」として意識することが大切です。

最初の1通で印象が決まるからこそ、基本のマナーを押さえた書き方が成功への第一歩です。

申し込みメールの基本構成と書き方テンプレート

スポーツ大会の申し込みメールを書くときは、構成をきちんと整えることで、伝わりやすく丁寧な印象を与えられます。

ここでは、基本の流れと、誰でもそのまま使えるテンプレートを紹介します。

構成の型を覚えておけば、どんな大会にも対応できる「万能メール」が作れます。

基本の5構成（件名・宛名・本文・連絡先・結び）

申し込みメールは、下記の5つの要素で構成されます。

項目	内容	ポイント
①件名	「〇〇大会参加申し込み（氏名）」	内容が一目でわかるように簡潔にする
②宛名	「〇〇大会事務局御中」	敬称「御中」を忘れずに
③本文	あいさつ・申し込み内容・確認事項など	段落を分けて読みやすく整理
④連絡先	氏名・電話番号・メールアドレス	主催者がすぐに連絡できるよう記載
⑤結び	感謝やお願いの言葉	礼儀正しく締める

この順番を守るだけで、読み手にとって非常にわかりやすいメールになります。

文面を整えるときのチェックポイント一覧

文章を送る前に、次の項目をチェックしておくと安心です。

大会名・開催日を正しく書いているか
誤字脱字がないか
氏名・連絡先の記載漏れがないか
添付ファイルがある場合は内容を明記したか
送信先アドレスが正しいかを再確認

主催者に迷惑をかけないためにも、送信前の最終確認は欠かせません。

【テンプレート例】一番シンプルな基本形

以下は、どんな大会でも使えるシンプルな基本テンプレートです。

自分の大会名や日付を入れ替えれば、そのまま送信できます。

 件名：〇〇大会 参加申し込み（山田太郎） 〇〇大会事務局 御中 お世話になっております。山田太郎と申します。 このたび、下記の大会に参加を希望しております。 必要事項を記載いたしますので、ご確認のほどお願いいたします。 【参加内容】 大会名：〇〇大会 開催日：〇年〇月〇日 種目：〇〇 氏名：山田太郎 連絡先：090-XXXX-XXXX メール：sample@example.com ご確認のうえ、何卒よろしくお願いいたします。 山田太郎

このテンプレートをもとに、次章ではさらに「件名」や「具体的な文例」を詳しく紹介していきます。

形式を守るだけで、相手に信頼感を与える“伝わるメール”が完成します。

件名の書き方ガイドと使用例

件名は、メール全体の「入り口」となる重要な部分です。

大会事務局が最初に目にするのは件名なので、ここで内容が一目でわかるようにしておくことが大切です。

件名を整えるだけで、あなたのメールが他よりも早く処理される可能性が高まります。

「誰が・何に・申し込み」を入れるだけで伝わる

件名は、短くても情報が整理されていれば問題ありません。

基本の考え方は「誰が・何に・申し込み」を入れること。

以下のように組み立てると、読み手がすぐに理解できます。

構成要素	内容例	備考
①大会名	〇〇大会	正式名称で書く
②申し込み種別	参加申し込み・エントリー	「申し込みの件」と明記
③氏名・チーム名	山田太郎、〇〇クラブ	個人か団体かで使い分け

これらを組み合わせて作ると、以下のような件名になります。

〇〇大会参加申し込み（山田太郎）
第10回〇〇マラソンエントリーの件（田中一郎）
〇〇市バレーボール大会団体参加申し込み（〇〇クラブ）

件名に「申し込み」や「エントリー」という言葉を入れることで、主催者が受信トレイで内容をすぐに把握できます。

件名の良い例・悪い例・修正版サンプル

具体的に、どんな件名がわかりやすく、どんな件名が誤解を招くかを比較してみましょう。

タイプ	件名	評価
良い例	〇〇大会参加申し込み（佐藤花子）	内容が明確で処理しやすい
悪い例	参加希望です	大会名がなく、事務局が特定できない
悪い例	お世話になります	何の用件かわからない
修正版	第15回市民マラソン参加申し込み（鈴木健一）	誰の、どの大会かが明確

件名が曖昧だと、返信が遅れたり、確認メールが届かない可能性があります。

複数チームや団体での件名作成の注意点

団体参加や複数名の代表で申し込む場合は、「チーム名」を優先的に入れましょう。

例として、以下のような書き方が適しています。

〇〇市バスケットボール大会団体参加申し込み（〇〇クラブ）
第20回〇〇市フットサル大会チーム申し込み（〇〇高校Aチーム）
〇〇カップソフトテニス大会代表申し込み（〇〇大学）

大会によっては、チーム名が重複していることもあります。

その場合は、日付や開催地などを加えて識別しやすくするのがポイントです。

件名の整理だけで、読み手の印象が劇的に変わります。 主催者が迷わない件名を意識して作りましょう。

本文の構成テンプレートと書き方見本

件名が整ったら、次は本文の構成です。

本文は「相手に敬意を示しながら、必要事項を簡潔に伝える」ことが大切です。

本文の順序と型を覚えれば、どんな大会でもスムーズに申し込みができます。

冒頭あいさつの型（相手に好印象を与える言葉）

最初の1文は、短いあいさつで構いません。

「お世話になっております。」や「はじめまして。」といった定番の表現を使いましょう。

相手が主催者である場合は、次のように書くとより丁寧です。

お世話になっております。〇〇市スポーツクラブの山田と申します。
いつも大会の運営をありがとうございます。
このたび、貴大会に参加を希望しております。

あいさつがあるだけで、印象がぐっと良くなります。

申し込み内容の明確な書き方（大会名・種目・日付）

本文の中心は「申し込み内容」です。

ここでは、誰がどの大会にどの種目で参加するのかを明確に書きましょう。

情報が整理されていると、主催者がリストを作成しやすくなります。

項目	記載例	ポイント
大会名	第10回〇〇市マラソン大会	正式名称を記載する
開催日	2025年5月12日	日付の誤りに注意
参加種目	10kmコース	大会の分類に合わせて記入
氏名・チーム名	山田太郎（個人）または〇〇クラブ（団体）	読みやすく明記
連絡先	電話番号・メールアドレス	主催者がすぐに連絡できるように

すべての情報を簡潔に書き、1行ごとに分けると読みやすくなります。

たとえば、次のような形です。

 お世話になっております。〇〇市の山田太郎と申します。 以下の大会に参加を希望しております。 【参加内容】 大会名：第10回〇〇市マラソン大会 開催日：2025年5月12日 参加種目：10kmコース 氏名：山田太郎 連絡先：090-XXXX-XXXX メール：sample@example.com

表や箇条書きを使うことで、読み手の負担を減らせます。

文章が長く続くと読みづらくなるため、1つの項目を1行にまとめるのがコツです。

結び・署名・添付ファイルの扱い方

最後は、感謝と署名で締めます。

ここが整っていると、全体がぐっと引き締まります。

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
お忙しい中恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。
返信をお待ちしております。

署名は、名前だけでなく連絡手段も明記しましょう。

添付ファイルを送る場合は、「添付いたします」ではなく、次のように具体的に書くのが丁寧です。

 メンバーリスト（Excelファイル）を添付しておりますので、 ご確認をお願いいたします。

そして最後に署名を入れて終わります。

 山田太郎 〇〇市〇〇町〇丁目〇番地 電話：090-XXXX-XXXX メール：sample@example.com

本文の基本構成を覚えれば、どんな大会でも丁寧で読みやすいメールが完成します。

スポーツ大会申し込みメールの例文集【コピペOK】

ここでは、すぐに使える申し込みメールの例文を目的別に紹介します。

どの例も「件名・宛名・本文・署名」の構成で作られているので、必要に応じて内容を差し替えて使えます。

自分の状況に近いテンプレートをそのまま活用すれば、確実に伝わるメールが完成します。

個人参加用（例：マラソン・卓球・テニスなど）

まずは、個人で大会に申し込むときの例文です。

 件名：第10回〇〇市マラソン大会 参加申し込み（山田太郎） 〇〇市マラソン大会事務局 御中 お世話になっております。山田太郎と申します。 このたび、下記の大会に個人で参加を希望しております。 必要事項を記載いたしましたので、ご確認のほどお願いいたします。 【参加内容】 大会名：第10回〇〇市マラソン大会 開催日：2025年5月12日 種目：10kmコース 氏名：山田太郎（やまだたろう） 住所：〇〇県〇〇市〇〇町〇丁目〇番地 電話番号：090-XXXX-XXXX メール：sample@example.com ご確認のほど、何卒よろしくお願いいたします。 山田太郎

個人参加では、住所を省略しても構いませんが、正式な申し込みでは記載しておくと親切です。

チーム参加用（例：バレーボール・フットサルなど）

次は団体戦やチーム競技での申し込み文例です。

 件名：〇〇市バレーボール大会 団体参加申し込み（〇〇クラブ） 〇〇市スポーツ大会実行委員会 御中 いつもお世話になっております。〇〇クラブ代表の佐藤花子と申します。 下記の内容にて、大会への参加を申し込みいたします。 【参加内容】 大会名：第20回〇〇市バレーボール大会 開催日：2025年6月9日 種目：女子6人制バレーボール チーム名：〇〇クラブ 代表者：佐藤花子 メンバー：6名（詳細は添付のエントリーシートに記載） 電話番号：090-XXXX-XXXX メール：sample@xxxx.jp メンバー表（Excelファイル）を添付しておりますので、ご確認をお願いいたします。 どうぞよろしくお願いいたします。 佐藤花子 〇〇クラブ代表

団体で申し込む場合は、メンバーリストの有無を必ず明記しておきましょう。

代理・団体申請用（学校・会社・クラブ代表など）

顧問や責任者が代表して申し込む場合の文例です。

 件名：〇〇大会 参加申し込み（〇〇高校 サッカー部） 〇〇大会事務局 御中 いつもお世話になっております。〇〇高校サッカー部顧問の田中一郎と申します。 このたび、下記のとおり大会への参加を申し込みいたします。 【参加内容】 大会名：〇〇市高校サッカー大会 開催日：2025年7月3日 チーム名：〇〇高校サッカー部 代表者：顧問 田中一郎 選手人数：11名 連絡先：090-XXXX-XXXX メール：tanaka@school.jp 以上、どうぞよろしくお願いいたします。 〇〇高校サッカー部 顧問　田中一郎

学校や会社などの団体申し込みでは、「代表者名」をはっきり書くことが重要です。

補足：複数参加や追加エントリー時の例文

追加で申し込む場合は、次のように書くと丁寧です。

 件名：〇〇大会 追加申し込みの件（〇〇クラブ） 〇〇大会事務局 御中 お世話になっております。〇〇クラブの山口と申します。 先日申し込み済みの〇〇大会について、追加で1チーム分の参加をお願いしたくご連絡いたしました。 詳細は下記の通りです。 【追加チーム】 チーム名：〇〇クラブB 種目：男子フットサル メンバー：6名（別紙参照） お忙しいところ恐縮ですが、ご確認のほどお願いいたします。 山口 〇〇クラブ

どの例文も、件名・宛名・本文の順序を守ることでフォーマルかつ読みやすい構成になります。

目的	おすすめの件名構成	特徴
個人参加	大会名＋申し込み＋氏名	最もシンプルで確実
チーム参加	大会名＋団体申し込み＋チーム名	団体戦・複数メンバー用
代理申請	大会名＋申し込み＋組織名（代表者名）	学校・会社・クラブなどに最適

フォーマットを統一することで、主催者が処理しやすく、返信もスムーズになります。

次の章では、返信が来ない・間違えて送った場合などの「トラブル対応メール」を紹介します。

返信が来ないとき・間違えたときの対処法

申し込みメールを送ったのに返信が来ないと、不安になりますよね。

また、送信後に「大会名を間違えた」「添付ファイルを忘れた」と気づくこともあります。

そんなときも、落ち着いて丁寧に対応すれば問題ありません。

再送メールの文面テンプレート

まずは、返信が届かない場合の再送メール例文です。

催促ではなく「確認のお願い」として伝えるのがポイントです。

 件名：【再送】〇〇大会 参加申し込みの確認（山田太郎） 〇〇大会事務局 御中 お世話になっております。山田太郎と申します。 先日（9月25日）に「第10回〇〇市マラソン大会 参加申し込み」のメールをお送りいたしましたが、 ご確認いただけているか確認のため、再送いたします。 お忙しいところ恐縮ですが、受信の有無をご確認いただけますと幸いです。 山田太郎 電話：090-XXXX-XXXX メール：sample@example.com

「再送」と明記し、初回送信日を入れることが大切です。

これにより、相手が重複して処理しないように配慮できます。

訂正・キャンセルの伝え方（例文あり）

大会名や種目を間違えてしまった場合も、正直に訂正すれば問題ありません。

謝罪の一言を添えることで、誠実な印象を与えられます。

 件名：〇〇大会 申し込み内容訂正のお願い（〇〇クラブ） 〇〇大会事務局 御中 いつもお世話になっております。〇〇クラブの佐藤花子です。 先ほどお送りした「第20回〇〇市バレーボール大会」の申し込みメールに一部誤りがありました。 訂正の上、改めて内容をお伝えいたします。 【訂正箇所】 誤：種目　男子6人制 正：種目　女子6人制 ご迷惑をおかけいたしましたことをお詫び申し上げます。 お手数ですが、訂正後の内容でご対応をお願いいたします。 佐藤花子 〇〇クラブ代表

添付ファイルを忘れた場合も、同じ流れで大丈夫です。

 件名：添付漏れのお詫びと再送（山田太郎） 〇〇大会事務局 御中 お世話になっております。山田太郎と申します。 先ほどお送りした申し込みメールに添付ファイルが抜けておりました。 申し訳ございません。以下のファイルを再送いたします。 添付：エントリーシート.xlsx お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 山田太郎

再送・訂正時に気をつけたいポイント

誤送信のあとにあわてて送ると、内容がわかりづらくなってしまうことがあります。

以下の表で、注意すべきポイントを確認しておきましょう。

状況	やるべき対応	NG対応
返信がない	3〜5日後に「確認のお願い」メールを送る	短時間で何度も送る
内容を間違えた	「訂正のお願い」として再送	黙って再送してしまう
添付を忘れた	件名に「添付漏れのお詫び」と書く	本文で触れずに再送だけする

誤りや再送も、丁寧な文面で伝えればマイナスにはなりません。

むしろ、誠実な対応が信頼につながります。

よくあるNG文とその改善例

申し込みメールでは、内容そのものよりも「伝わりにくさ」や「表現の曖昧さ」でミスが起こりがちです。

ここでは、主催者が困ってしまうNG文と、その改善例をわかりやすく紹介します。

ちょっとした言い回しの工夫で、メールの印象は大きく変わります。

主催者が困る3つの典型NG

まずは、よくある「やりがちなNG文」を3つのタイプに分けて見てみましょう。

NGパターン	例文	問題点
①要件が不明	「こんにちは。大会に出たいです。」	大会名や種目がわからず、誰の申し込みか特定できない
②感情的な表現	「絶対に出場したいのでよろしくお願いします！」	フォーマルな場では強すぎる印象を与える
③省略・略語が多い	「〇〇バレー申、佐藤」	略しすぎて伝わらない・誤解される

「伝わること」が最優先なので、短くても正式名称で書くことが大切です。

丁寧さを保ちながら短くまとめるコツ

長文にしすぎず、必要な情報だけを整理して書くのがコツです。

同じ内容でも、言い回しを変えるだけで印象が大きく違います。

NG文	改善例
「〇〇大会に出たいです。よろしくです。」	「〇〇大会への参加を希望しております。ご確認のほどよろしくお願いいたします。」
「お忙しいところすみません。メールしました。」	「お忙しい中恐縮ですが、参加申し込みの件でご連絡いたしました。」
「また何かあったら言ってください！」	「追加の手続きが必要な場合はお知らせいただけますと幸いです。」

このように、少し言葉を整えるだけで印象が大きく変わります。

特に、「〜です！」「〜しますね！」のようなカジュアルな語尾は避けましょう。

例文で見る：NG→改善の実例

ここでは、実際のメール文全体を使った改善例を紹介します。

【NG例】

 件名：マラソン参加したいです！

こんにちは。〇〇市の山田です。
大会に出てみたいです。
エントリーできますか？
よろしくお願いします！

【改善例】

 件名：第10回〇〇市マラソン大会 参加申し込み（山田太郎）

〇〇市マラソン大会事務局 御中

お世話になっております。山田太郎と申します。
第10回〇〇市マラソン大会への参加を希望しております。
以下の通り、申し込み内容を記載いたします。

【参加内容】
大会名：第10回〇〇市マラソン大会
種目：10kmコース
氏名：山田太郎
電話番号：090-XXXX-XXXX
メール：sample@example.com

ご確認のほど、よろしくお願いいたします。

山田太郎

このように、必要な情報を整理して正式な書き方にするだけで、印象が大きく改善されます。

読み手を意識した「ていねい＋シンプル」な文章が、最も信頼されるメールの形です。

次の章では、記事全体を締めくくる「まとめ」を執筆します。

まとめ：印象に残る申し込みメールで大会を気持ちよくスタート

この記事では、スポーツ大会の申し込みメールを送る際の基本構成から具体的な例文まで、すべてのステップを紹介しました。

ポイントは、どんな大会でも共通して使える「丁寧さ」と「わかりやすさ」を意識することです。

申し込みメールは、あなたと大会主催者との最初のコミュニケーションです。

しっかりとした件名、整理された本文、そして誠実な結びの一文。

この3つを押さえるだけで、相手に「きちんとした人だな」と好印象を与えられます。

また、返信が来ない場合や誤送信したときの対処法も覚えておけば、安心してやり取りを進めることができます。

チェック項目	確認内容
件名	大会名＋申し込み＋氏名（またはチーム名）が入っているか
本文	あいさつ→内容→連絡先→結びの順で整っているか
添付	エントリーシートやメンバー表を忘れていないか
送信前確認	宛先アドレスと大会日程の誤りがないか